癒し妻 ねねさんとひと冬
今回は「癒し妻 ねねさんとひと冬」の感想&レビューをします。
主人公(あなた)のことを誰よりも大切に想っている「愛妻」と、冬の寒い時期(11月~3か月)を心も体も温かくして過ごしましょう~!というお話。
「冬」の寒い時期をテーマに、仕事で帰って来たあなたの体を愛する奥さんが気持ち(心)や豊満な体を使って温めてくれるという内容ですが、兎にも角にも「イチャつき過ぎ」なシーンが大量に用意されていて、ニヤついてしまうこと必至です。
仕事の出勤前に手編みマフラーを渡されてからの長時間キス。外の冷気で冷えてしまった手を彼女にてやー!お風呂でのアワアワプレイ。バレンタインに彼女の豊満な胸にチョコレートを付けて・・・など
など、シチュエーションはやりたい放題。
正に、屋内限定の「バカップル」(●´ω`●)
タイトルからわかる通り「癒し」が取り入られた作品で、奥さんから癒してもらえるというのは何もエロに限った訳ではなく、「マッサージ」や「一緒にひと時を過ごす時間」などの会話中心の「声による温もり」=「癒し」と言った感じで、何気ない時間を共にするシーンがあり、「エロさ」を味わうトラックもある中で、本作は雰囲気を味わう作品と、もう1つの顔を持っています。
その為、「間」を意識しての収録や音使いがなされているため、一般的な同人音声作品とは少し違い、ドラマ型の音声作品となっています。
台詞と台詞の「間」が短かったり長かったり、とある1シーンではまったく台詞が無く、効果音が鳴り響いているだけ・・・というシーンもあったりなので、「雰囲気を楽しむ」作品として聴くのが良いと思います。
だからと言って実用的なシーンが弱いのか?と言われると、NO!です。
主に相手から癒してもらえる「フェラ」や「パイズリ」「洗体プレイ」と言った接待系のシチュエーションが多く、「受け」で癒されたいという方には非常にオススメ!
本番シーンも勿論あり、夜中に急に発情した彼女に叩き起こされ、「エッチしよ!」と懇願されるシーンや、新年を「足コキ」で迎えるとかいうおふざけ感のあるシーンもあったりで、エロくも面白い作品。
日常パートは会話中心で、エロパートの方は行為中の会話が少なく、「喘ぎ声」や「チュパ音」で時間を取られていますので、淫語はやや少なめです。
この辺は現実味を出すために工夫されている感じがしました('ω’)
声を担当されているのは「四方山みかん」さん。
本作のサークル主さんでもあり、シナリオも担当されています。
シナリオに関してはご本人の性格や妄想・想像が濃く出ていて、作りたいものを作る「同人」作品らしさというのを良く表現なされています。
声に関しては、少し拙さはあるものの純粋なお芝居には温かさを感じれて、お姉さん系の声をメインにされていることもあってか、落ち着きのある声の出し方のおかけで安心感もあり、距離感も近く感じれます。
綺麗なお声なので、フリートークとかあれば、是非とも聴いてみたいものです(*"ω"*)
「音」については、いくつかのシーンで使われている音を御自分で録音されているとのことで、トラック数が多く、それなりの量の音が使われていますが、特にマイナス面に感じるものはありませんでした。
ただ、全トラックにそれが行き届いているかと言われるとそうではなく、「間」が多い作品ですので、その間を埋めるために効果音などを使われているシーンも多くありますが、逆に使われていなく急に台詞が飛んで来てビックリしてしまうシーンもありました。
物音(台所・風呂・テレビなどの音)は印象的でしたが、ヒロインがこちらに何かする際のアクション音が少なく、声で「んっ。うっ。よっ。」などと表現して伝えてくれてはいるものの、彼女は今一体何をしている状況なのか・・・?と、伝わりずらいシーンも少しあり、状況判断に困ることもあるかもしれません。
エロパートに関しては全然問題なく、筆者的にはお風呂シーンを是非オススメしたい!('ω’)
総収録時間約3時間30分の長時間作品で、お値段もお手頃価格の良コスパ。サークルさんの色んな人に聴いてほしい!という思いが作品を通して伝わってきましたし、根強いリスナーさんを獲得していきそうな臭いがどことなくしてます(●´ω`●)
今日お疲れのそこのあなた、是非とも癒し系な愛しの妻に甘えちゃいましょう!!Σ(・ω・ノ)ノ!
愛妻との何てことない緩やかな日々と濃厚で刺激的な日常!
「冬って、どうしてこんなに人恋しくなるんだろう…。」
特別なことはないけれど、小さな幸せで満たされる、そんな冬のひととき…。
なにげない、だけど濃厚で刺激的な日常を、一緒に…。
主なプレイ内容は
「キス・ディープキス・手コキ・足コキ・乳首舐め・フェラ・授乳プレイ・素股・対面座位・正常位」
基本的には「受け」プレイの方が多いですが、こちらからの「責め」もあり、「フェラ」は「口内射精」で本番行為は全シーン「中出し」になります。
全体的に「キス」や「フェラ」と言った「水音(チュパ音)」が多く取り入られており、本番行為中のみではなく、朝起きてのキスやいってきますのキスなど要所要所に点々と。
日常パートはヒロインとの会話がメインになっていますが、本番行為中は台詞・淫語といったものは少なく、「喘ぎ声」が主です。
あくまで本作はドラマティックな音声作品で、リアリティーを追求している作品のため、行為中に「おち●ぽが!気持ちい気持ちい!」などの本来の情事では中々言わないことを言っている他作品とは違い、「あっあっ」と言った喘ぎ声が長く流れるため、臨場感があります。
昔は本作のような「喘ぎ声」が集中している作品が多かったんですが、最近は行為中に淫語垂れ流しな作品が多い気もしますね~(・ω・)ノ (どっちも好き!)
それでは、トラック紹介です。
トラック1「おはよう」では、愛妻「ねね」さんがあなたを起こしてくれるが中々起きず、優しい妻は一緒に二度寝してくれる…。
寒い季節の朝は誰しも布団から出たくない・・・。でも、愛しの奥さんが甘々に起こしてくれたら・・・?と、キスの嵐と耳はむはむであなたを起こしてくれます。
しかし、それでも起きないあなたの為に10分間だけと二度寝に付き合ってくれ、まさかの冒頭からの添い寝パート!
耳元で寝息を10分間立ててくれるので、朝に二度寝したい時は是非。
トラック2「いってらっしゃい」では、仕事で家を出る前に「ねね」さんから手編みのマフラーを渡され、見栄えの良くない見た目だけどあなたは…。
自分で編んだマフラーのセンスが悪いと恥ずかしがっている「ねね」さんを横目に威風堂々と首に巻き、ドヤ顔を決めています。
それで感極まった2人は玄関で濃厚なディープキスを交わす…。
新婚ホヤホヤの1シーンですね(●´ω`●)
トラック1と同じで約10分間、ずーっと「キス」してます。
トラック3「おかえりなさい」では、冷えた体で帰宅したあなたを温かい笑顔と夕飯の温かいクリームシチューで出迎えてくれる。
カチンコチンに凍った手を「ねね」さんの顔にてやー!したり、冷えた顔を彼女の手で温めてもらったり、冷気で赤くなった耳をお口でハムハムしてくれ、ここぞとばかりにイチャラブします。
耳のハムハムは「耳舐め」ではなく、「耳キス」です。
「はむはむはむ。」と美味しそうに食べてくれているような台詞もあります('ω’)
トラック4「癒しのマッサージ」では、疲れているあなたを肩のマッサージで癒してくれます。
音を使っての本格的な癒しというよりかは、冒頭でもいいましたが「雰囲気を楽しむ」ものなので、彼女が一生懸命に揉んでくれている姿を聴きながら、声(吐息)で癒されましょう。
トラック5「あわあわお風呂タイム」では、お風呂であわあわプレイを楽しみ、手コキや素股で気持ちよくしてもらいます。
場所が「風呂」というだけあって、エコーを使っての反響がしっかりなされており、手コキ時は声は近く、素股時は声が少し離れて彼女が上の方にいるというのがよくわかり、距離感を意識して編集がされているので、非常に臨場感を感じれるトラックとなっており、没入度も高いので大変オススメのトラックです。
初のエロパートになりますが、前トラックからの雰囲気を保ちつつ、愛妻「ねね」さんとの甘々な時間を過ごすことができます。
トラック6「声をひそめて…ベランダえっち」では、ベランダでご近所さんにバレないように、「立位」でひそひそエッチをします。
声を抑えた形でのプレイになるので「囁き」口調になり、声を押し殺すも快楽に耐え切れずに音が漏れてしまい、それを防ぐためにキスで防ぐ…という「バレてはいけない」の前提があるので、とても背徳感のあるトラックになっており、台詞が少ない分「喘ぎ声」の量が多いので、リアリティーを感じれます!('ω’)
ひそひそエッチの醍醐味である「声を押し殺している」感が良く出ているので、実用性のあるトラックだと思います。
トラック7「眠れない夜の蜂蜜ミルク」では、夜に寝付けないあなたのために愛妻特製の蜂蜜ミルクを作ってくれます。
本トラックは「音」がメインになっており、お湯を沸かす音が数分程度流れるのですが、会話は少なめで言葉もあまり交わさないので、夜の静かな時間を愛する人と並んで更かす…という雰囲気を存分に味わうトラックなので、箸休めのトラックとして聴くと良いでしょう。
此れ見よがしに甘いキスもしちゃってます(=゚ω゚)ノ
トラック9「足コキと大晦日」では、大晦日の夜にコタツで爆睡中のあなたを「ねね」さんが声で起そうとしますが、まったく反応がないので足でツンツンされ、目が覚めたあなたはそのまま足で股間を踏んでほしいと頼みます…。
大晦日の夜はコタツに入って、紅白か笑って…の番組を見る人が多いと思いますが、この作品では紅白の方がチョイスされています。
バックに番組の音が入っているので、リアルでもよくある光景を音声で楽しめる訳なのですが、なぜか「足コキ」シーンがあるのです!(笑)
さらに足コキで年を明かすので、ぶっこんできたな~…と中々に面白いトラックだと思います。
でも、大晦日に彼女とコタツでダラダラしていたら、そういう気分になってもおかしくないですよね!('ω’)
トラック10「元旦初詣」では、年が明けた夜中の時間に2人で初詣にいきます。
「今年もずーっとあなたと一緒にいられますように」とお願いし、2人とも同じお願いをしたのに感極まり、神様が見ている中で熱い抱擁を交わします。
トラック11「お腹ぷよん解消」では、正月太りした「ねね」さんのシェイクアップを手伝います。
腹筋が弱いので、悪戦苦闘してる彼女を見る事ができ、今まで彼女の頼りになる姿を見ていたこともあって、何とも可愛らしいギャップがツボです。
トラック12「おいしいバレンタイン」では、家に帰宅するとチョコフォンデュを用意してくれていて、好きなものにチョコをひたして食べるということで、おいしい「ねね」さんの「おっぱい」にチョコを塗って舐め‥‥。
イラストを見ると良い物をお持ちの「ねね」さんですが、本トラックに至るまでに胸を使ったプレイはありませんが、ここぞとばかりの授乳プレイとなっています。
トラック時間は少ないものの、彼女とのデコレーションプレイとか男の夢ですから、きっと良い夢が見れることでしょう。トラックの終わりの台詞も大変美味しいものなので是非…(●^o^●)
トラック13「大好きにらめっこ」では、お互いに「大好き…」と言って、先に照れたほうが負けのにらめっこゲームをします。
「ねね」さんの色んな「好き」の声が聴けるので、推しの方には中毒性ありそう。
勝った方のご褒美は…。
トラック14「頑張るあなたにご褒美フェラ」では、疲れたあなたを「ねね」さんがお口で癒してくれます。(前トラックの続きかもしれません)
清いイメージのある彼女ですが、このトラックでは結構下品なフェラを披露しており、軽い音を立てながらのフェラやレロレロフェラ、高速ピストンフェラと言った激しめのもの、シンプルにまとめられつつも満足できる内容なので、キスとはまた違ったチュパ音が大変魅力的です。
最後は「こっくん」ありなのも嬉しい!
トラック15「全肯定よしよし」では、日々お疲れのあなたをとにかく褒めて甘やかしてくれます。
全てを受け止めて励ましてくれるので、ストレスが溜まって落ち込んでいる時にでも聴くと良いでしょう!
トラック16「愛情いっぱい中出しセックス」では、夜中に起こされると発情した「ねね」さんが目の前に…。
本番行為がそう多くはない作品ですが、終盤ということだけあって、とても実用性のあるトラックです。
行為中は特に言葉を交わすことは無く、ただひたすらに貪り合い、彼女の「喘ぎ声」だけで脳を満たされ、今までの落ち着いた「ねね」さんとは打って変わっての乱れよう。
行為は正常位オンリーですが、腰のスピードにも緩急があり、その変化で喘ぎ声も変わるので臨場感もあります。
必聴です!!( `ー´)ノ
トラック17「今日も一日お疲れさま」・トラック18「寝息のみ」は睡眠導入・添い寝パートになります。
寝るときのお供にでも!!Σ(・ω・ノ)ノ!
冬の寒い季節に欲しくなる「温かさ」を音と声で提供してくれる作品!
一年中ではなく、「冬」にフォーカスを当てたことによって音声作品だからこそ出せる「温かみ」を感じさせてくれ、癒しとしても実用面を取ったとしても存在感のある作品に仕上がっています。
「冬」だからこその行事やシチュエーション。そして、恋人との甘さを一番引き立てれるのも「冬」であり、人肌恋しくなる季節を存分に活かし、新婚ホヤホヤのバカっぷりを見事に表現され、その雰囲気を音声で体験できるのですから、ニヤついてしまうこと必然です。
イチャつき過ぎだろ!と、何度も突っ込みたくなりました(*"ω"*)
全体的にリアリティーを出すための表現が多く見受けられ、至るところでの「キス」シーンや行為中に会話少なめの「喘ぎ声」と、一昔前の音声作品的なテイストで最近の音声作品に慣れてしまっている人にはこういう感じもありか~…と、昔から音声作品を聴いていた人には懐かしい気持ちにさせてくれる味わい深い作品だと言えます。
好きな台詞やシチュエーションを自分の思うが儘に表現するという「同人作品」らしさというのをとても感じれ、本来の同人作品ってのはこうあるべきなんだろうな~、と筆者の感想です。
一昔前というのがちょっとマイナスに聞こえるかもしれませんが、自分の作りたい物を真摯に作るのが同人なので、周りに影響されず、我を出しまくっている「四方山みかん」さんには感嘆しました!
それでは、本作の難点にも少々触れておきます。
総収録時間が長いことやトラック数が多いのは個人的にも嬉しい点ではあるのですが、全体的にまとまりが薄いように思えます。
「冬」をテーマに、トラックが進むにつれて日が経っているというのはわかりますが、トラック1つの時間が短く、すぐに次トラック(違う日)に移行するので、置いてけぼり感がありました。
全トラックを少なくして、1トラックにいくつかシチュエーションをまとめた方が聴きやすいかな~と。
詰め込みたいものを詰め込むのはサークルさん的には評価したい点ですが、シナリオを書かれる方的にはややマイナス…?
「音」に関しては、物理的な物の音は(キッチン・風呂など)良かったのですが、ベランダであったり外にいる時などは肝心な冬の「寒さ」を表現するために雪の音は難しいでしょうから、風の吹いている音とかあっても良かった気もします。(ベランダは夜鳴いている虫の音とか?)
お風呂シーンでの音響はとても素晴らしかったです!!
それと、声で描写を表現しようと「んっ。よっ。あっ。」などの掛け声が多かったので、音でそういうとこを補っても良かったかもです。
トラックごとの関係性がやや薄いので統一感をもっと出せていれば、さらに良い作品になっていたと思います!Σ(・ω・ノ)ノ!
サークルさんの紹介!
本作「癒し妻 ねねさんとひと冬」を手掛けられたのは、サークル「Love!t」さん。
声とシナリオを担当された「四方山みかん」さんがサークルの主宰で、実用性に特化した作品を販売している「聴くをかず」というサークルも運営されております。
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総評
こんな可愛らしい奥さんがいたらな~と、聴き終わった後に幸せいっぱいな気持ちで満たしてくれる素晴らしい作品でした。
心も体もぬくぬくにしてくれる「ハートフルストーリー」で、特に喧嘩やいがみ合うシーンなどもないので終始あまあまな状態で一緒の時を過ごすことができ、「冬」の寒い今の時期だからこその需要ある作品。
シチュエーションも温めてくれるような内容が多く、健気な愛妻「ねね」さんの献身的な姿には脱帽です。
約3時間30分の長時間作品にはなりますが、トラックも細かに分かれているため、時間を置いて聴く事もできますし、実用性のあるシーンだけ聴いてスッキリするのもあり。
「添い寝」のトラックもあるので、安眠用のお供にもいいかもしれませんね('ω’)
「冬」がテーマなので、シーズンごとに「春」「夏」「秋」とシリーズ化させることも可能ですし、「ねね」さんという中毒性のあるキャラが誕生してしまったので、別作品で展開しても嬉しい人もいるでしょうし、今後の活躍が気になるところ!
それでは!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!Σ(・ω・ノ)ノ!