声優・琴音有波さんが声を担当したことでも話題に…!VRキャラクターに耳を「フー」してもらえるヘッドフォンが来る!
風を用いずに疑似的に風感覚を提示する"VWind"の研究です。
映像と立体音響と共に振動と熱を与えることで、実際に耳に吐息が当たっているかのようなVR体験ができます。
12月のSIGGRAPH Asia 2021でオフライン発表予定です。
▼Twitterより
こちらの学会発表の研究のVR音声担当させて頂きました!
12月に発表されるそうです! https://t.co/wiIGqeMAMA— 琴音有波 (@kotone_akv) November 15, 2021
VRキャラクターに耳を「フー」してもらえるヘッドフォン、東大が開発 風源なしで温冷風を再現(ITmedia NEWS、1/5)https://t.co/5Lfg1Rd1as
人間環境学専攻の割澤伸一研究室の成果が紹介されています。— 東京大学大学院新領域創成科学研究科 (@utokyo_gsfs) January 6, 2022
記事によると、
「耳ふー」によって風の感覚が得られる専用のヘッドフォン型ウェアラブルデバイスを装着し、眼前に広がる映像・シーンに合わせて、デバイスが風の音や振動を演出。温かい冷たいなどの温冷も同時に耳へ与えることによって、あたかも「耳ふー」をされている感覚を味わえる。
上記で述べている「温冷」に関しては、ファンをデバイスに取り付けるとなると大掛かりな手間を要してしまうため、「クロスモーダル効果」と呼ばれる、心理学での視覚と味覚、視覚と聴覚など、本来別々とされる知覚が互いに影響を及ぼし合う現象を使っている。
つまりは、風の錯覚を作り出して、あたかも本当に「耳ふー」をされている状況を作り出しているようです。
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