#やえなつ ~えっちで、すぐからかってくるけどホントは甘えん坊で淋しがり屋なお姉ちゃんと、田舎で朝から晩までえっち尽くし♪のラブラブ幸せ夏休みする百合音声〜
今回は「#やえなつ ~えっちで、すぐからかってくるけどホントは甘えん坊で淋しがり屋なお姉ちゃんと、田舎で朝から晩までえっち尽くし♪のラブラブ幸せ夏休みする百合音声〜」の感想&レビューをします。
田舎の親戚の家を訪ねていた主人公(あなた)が、近くの川原でエッチな本を読んでいたところ、偶然通りかかったミステリアスなお姉さんに見つかって、道案内の成り行きで親戚の家が民宿をやっていることから泊めて上げることになり、そのお礼としてエッチなことをしてもらう…というお話。
「夏」の季節がテーマとなっている本作は、女の子同士の「百合」を描いた作品で、熱や暑さを感じさせるための環境音に力が入れられており、「川」や「雨」の水音のほかに「アイス」「スポーツドリンク」と言った、「冷」を連想させる単語が要所要所で出てくるので、全体的に「涼しさ」を体感できる作りとなっている。
しかし、エッチシーンになるとそれは一転し、蒸し蒸しする一室での燃え滾るような汗だくエッチが始まり、お互いに我を失う勢いでの激しい行為が行われるので、それが原因で「風邪」を引いてしまう描写もあったり…。
「百合作品」ですので、ヒロインは勿論、こちらも「女の子」という設定にはなりますが、女の子だけにしかない部位を強調したり、女の子同士の「貝合わせ」シーンが全てではなく、むしろ少なく、男性でも違和感なく聴けるように工夫されているので、「百合」作品ではありますが、「責められる」ことや「受け」のシーンが多いことから、男性でも聴けるM向け作品とも言えます。
作品紹介ページでは「"負け"セックス」や「"本気"セックス」など、ハードな展開を想像してしまう内容が書かれていますが、筆者が聴いた感想としては「あまあま」が100%に割り振られていると言っても過言ではないほど、イチャラブ度が高く、「本当に居そうなお姉さん」ボイスで声優さんが演じられているので、非常にリアリティーある作品だと言えます。
「あまあま」シチュエーションがMaxである一方、背徳感も大変凄く、「民宿の部屋で朝から晩まで…」「雨の降るバス停で…」「風邪を引いているのに隠れて…」と度重なる舞台転換でシチュは豊富で、確かに背景の移り変わりで背徳的に感じれるシーンも随所にありますが、本作の最大の魅力は、声優さんの声の出し方にあると思う。
声を担当されているのは「涼貴涼(すずきりょう)」さん。
綺麗なお声と明瞭な話し方で、お姉さん役をされたら右に出る者はいないと思えるほどの美声をお持ちの声優さんで、本作での慈しむような声の出し方には鳥肌が立ちました。
台詞…というよりかは「朗読」を聴いているような、一言一句の言葉を本当に丁寧に発せられているのがこちらに伝わり、私は胸が痛くなって、何回も途中退場…。
長時間、お声を聴いていると胸焼けしてしまいます。冗談抜きで!(`・ω・´)
それぐらいに、感情を揺さぶってくるような芝居を今作ではされております。
「音」については、冒頭でも申し上げた通り、特に「環境音」が素晴しく、ただ単に「水の音」が良いという訳ではなく、例えば「雨降るバス停」で1幕あるシーンでは、「雨」の音とバス停の屋根から「水が滴る音」。川原のシーンでは「川の音」と「砂利の上を歩く音」や「鳥の囀る音」と、足し算されて音の編集をなされているので、声優さんの声と相まってのリアリティー・臨場感ある作りが、しっかりと伝わってくる。
癒しの「水音」と「涼貴涼」さんの美しいお声、見事な共鳴です!( ;∀;)
イラストで描かれているシーンは上記で述べた「バス停」での描写ですが、本作のイラストは「金魚」をイメージされているとのことで、ヒロインの目立つ赤色の服を「金魚」に例え、「雨」は金魚鉢の中の水を示しているものだと思います。
しかし、注目すべき点は別にあると、私は思っておりまして、今一度イラストを…。
本作は、内容こそは「エッチ」多めなお話ですが、重めな設定が施されているシーンがあり、序盤の「川」が特にそれを彷彿とさせ、一度作品を聴き終えてから、ストーリーパートを改めて聴くと、シナリオが良く考えられて作られているな…と、感心させられます。
イラストのアクセサリーが「黄色(正確には金色?)」なのも、「黄●」とか…。「●●の川」とか…。
奥深くも、「夏」を涼しく楽しめる、瑞瑞しい清涼感ある作品で、「百合」の全てがこれ1つで味わえてしまう王道的な作品として、大変オススメの一作。
サークルの主宰の方が小説家をなされているので、物語の書き方や構想は正に職人技。音への配慮も丁寧であり、作品紹介ページを見ればわかる細やかさは作品にもそれが反映され、またそれがこのサークルさんの魅力でもある。
みなさんも是非、花園に飛び込んでみては!?Σ(・ω・ノ)ノ!
トラック紹介
●空樹弥映(うつろぎやえ)
そんな、あなたと弥映ちゃんの、忘れられない、人生で一番幸せでラブラブな「夏休み」を過ごしましょう♪
↓「弥映」さんの詳しいプロフィール
●トラック紹介
トラック1「夏休み_さびれた田舎_川原で出会う」
トラック2「ご挨拶」
トラック3「夜中_民宿の部屋にふたりきり」
トラック4「えっちな事ばっか考えてるのがバレて_優しくいじめられて言葉責め耳舐めされる」(キス・耳舐め・耳ほじ・耳フェラ)
トラック5「恥ずかしい事を全部告白させられて_意地悪あまあま_負けセックス_する」(キス・ディープキス・愛撫・言葉攻め・乳首責め・手マン・クリ弄り)
トラック6「次の日も昼間から民宿の部屋で_ねちねち気持ちいいことを教え込まれて乳首イキさせられる」(キス・ディープキス・乳首責め)
トラック7「耳元で密着吐息喘ぎされながら_はじめての_攻めセックス_する」(キス・ディ^プキス・愛撫・乳首責め・手マン・クリ弄り・指舐め)
トラック8「二度目のデートにお誘い」
トラック9「町に一個しかないショッピングセンターで買い物デート」
トラック10「雨_迷子_バス停_キス」(キス)
トラック11「【耳舐め】雨降るバス停で_騎乗位ぐちゅぐちゅ耳舐めされる」(騎乗位・耳舐め)
トラック12「翌朝一緒に風邪ひいて_朝から隠れて背徳授乳プレイ」(口移し・授乳プレイ・乳首責め)
トラック13「そのまま一日中セックスして_とろとろ対面座位貝合わせする」(クリ弄り・対面座位・貝合わせ)
トラック14「真夜中_ここに来るまでと_これからの話」
トラック15「弥映ちゃんとわたしの夏」
【基本プレイ】
■あえぎ:耳元喘ぎ[性癖歪むくらいたっぷり♪]/せつなく漏れるあまあま吐息喘ぎ/ずっとえっちしてたい時特有の、必死で気持ちよすぎるのをこらえるはぁはぁ吐息喘ぎ/かわいく喘ぎたいのにできない時の、とろとろ濁音喘ぎ[ちょっとだけ]/マジイキ前のこらえきれない『う』段低音ガチ喘ぎ
■ことば:ささやき[耳元でたっぷり]/言葉攻め[ちょっと意地悪・でも加減をわかっていて優しい・羞恥系]/からかい[愛情たっぷり系]/お洋服脱ぎ脱ぎ指示[優しい命令形]/オナニーじゃ絶対無理なレベルに感じてるのを告白してもらいながら低音で深イキ/本気の愛をささやかれながらラブラブ甘イキ
■おくち:耳舐め[愛をいっぱい囁かれながら・野外で・丁寧・たっぷり]/乳首ちゅっちゅ[ねちねち・たっぷり]/キス[濃いめ・たっぷり・アイス食べた直後に]/おそうじ指舐め[クリイキさせてあげた指をお口で綺麗にしてもらう]/飲み物口移し[スポドリを飲ませてもらう]
■からだ:ねちねちクリいじり[する&される]/乳首攻め[する&される。チクニー常習犯だから知ってる本当に気持ちいい方法で優しくくにくに・こりこり・カリカリ]/貝合わせ[対面座位で♪]/耳舐めされながら耳にこしょこしょ指挿入[してもらう]/本当に気持ちいい乳首オナニー講座/クリオナ常習者告白からのクリのいじり方指南[どんな風にしてるのか詳細に教えてもらう♪]
基本的には相手からの「責め」が主となっており、こちらサイドは「受け」に回るシーンが多く、百合/レズがジャンルのテーマが「おねロリ」の作品ですので、身を任せる感じの聴き方が良いでしょう。
作品紹介ページを見れば、大体の概要は把握することができますが、本サークルさんはブログやツイッター・作品付属の資料などで、内容や構想の補足をなされるので、気になる方はそちらもチェックしてみることをオススメします。
↓第一回制作日記
個人的にオススメの回は「4・5・11・22・25・32・51・52」
ネタバレ大丈夫でしたら「15・26・27」の回が面白かったです。
伏線とか大好きな方は、作品を聴き終わった後に日記の方を見させて頂くと、発見があってさらに楽しめるかも!(`・ω・´)
☆低くめなナチュラルボイスで『本当に居そうでミステリアスなお姉さん』を表現!声優の「涼貴涼」さんが声で魅せる!
☆朝から晩までの一日中エッチ!こんなラブラブで幸せな夏休みを過ごせる音声作品は今作だけ!
☆「声」と「音」で彩るドラマティック!張られた伏線を回収しながら聴くと、より面白い作品に!
感想
前作「ゆいいつ、あなただけ 〜あなたを全肯定する清楚で健気でおとなしい年下嫁ちゃんと暮らす百合音声〜」と今作で、サークルさんの作品を2作品聴かせて頂きましたが、シナリオや雰囲気作りは本当にしっかりされている。
幻想的な描写や妄想と現実の間を行き来している話作りから、ロマンチストなサークル主さんであるのは作品からも、Twitterでの呟きなどでわかってはいましたが、それを落とし込んで1つにまとめられるのは、さすがプロだな…と、感心致します。
制作のために、美術展やイラストのモチーフとなっている「金魚」を生で見に行く…。頭の中での想像だけでは良いものは作れませんから、実物を見てインスピレーションを受けるのは大切なことで、行動力のある点でも評価したい。
日記でも述べられていますが、「絶対にこのシーンは入れる!」「こっちかこっちで迷った!」などの拘りがあるのも魅力で、愛を感じます('ω’)
今作は全体的に「エロ」が目立っていて、ドラマ部分が弱くも感じましたが、全体の流れとしての「ドラマ」部分は繋がっていて、トラックごとにドラマ部分とエロパートを分断するのではなく、綺麗にまとめて一本化しているのがわかりやすく、終盤への流れがスムーズ。
トラックが始まり、はい!エッチスタート!ではなく、ドラマ→エッチシーン。そのトラックが終わっても、前トラックの続きから…と、正にタイトルの「朝から晩まで」がキーワードとなるのです。
そして、肝心なエッチシーンはというと、「激しさ」はありましたが「ハード」ではない。
なので、聴きやすい!(*"ω"*)
「言葉責め」や「吐息」「キス」成分も高く、隙を見てはチュッチュしてくるので、「甘えん坊で淋しがり屋」なお姉さんを反映しているのだと思います。
「受け」シーンが多かったですが、こちらからの「攻め」もしっかりと用意されていて、いじめがいがあるヒロインさんなので、ゾクッときました。
ただ、本サークルさんは、主人公側の年齢を伏せて、こちらの想像に任せる方針を取られていて、その理由は自由度の高い作品にしたいからというもので、今作でも主人公の年齢はわかりません。
前提として「おねロリ」がテーマなので、「受け」シーンはされるがままなので想像しやすいですが、「攻め」に回るシーンは個人的には想像しずらかったです。
恐らく、こちらは17~18歳の高校生。もしくは、中学…小学生。「弥映」さんは「25歳」
人によっては、想像しやすいように主人公側の設定の公開は必要な人もいるでしょうから、知りたい人は直接聴く…とかですかね?(`・ω・´)
最後に…。前作と比較するのは宜しくないですが、本作は「弥映」さんという濃ゆいキャラ1人にフォーカスを当てているので、途中の裏で出てくる人物の情報や声が無く、完全に2人の空間です。
前作はヒロインの他にお婆ちゃんや友人・その他の人が出てきていたので、群像劇を見ているような気分を味わえて楽しかったのですが…。何が言いたいかというと…。
お婆ちゃん…( ;∀;)
気になる方は前作「ゆいいつ、あなただけ 〜あなたを全肯定する清楚で健気でおとなしい年下嫁ちゃんと暮らす百合音声〜」を聴きましょう!('ω’)
サークル情報
本作「#やえなつ ~えっちで、すぐからかってくるけどホントは甘えん坊で淋しがり屋なお姉ちゃんと、田舎で朝から晩までえっち尽くし♪のラブラブ幸せ夏休みする百合音声〜」を手掛けられたのは、サークル「プルシアン ブルー」さん。
主に女性同士の「百合」を描いた作品を展開しており、サークル主でありシナリオライターでもある「新條にいな」さんは小説家としても、活動されております。
【サークル「プルシアン ブルー」さんのオススメ作品】
ゆいいつ、あなただけ 〜あなたを全肯定する清楚で健気でおとなしい年下嫁ちゃんと暮らす百合音声〜
サリアのどれい ~いじわる系悪の大魔法使いとラブラブ主従生活する百合音声~
クラウディアは先生(わたし)の彼女 ~優しくて母性的なお嬢様の教え子と、秘密の学校生活しちゃう百合音声~
とわのともしび ~えっちで嫉妬深い宇宙人新妻とラブラブ結婚生活する百合音声~
ひみつのかれん ~外国人お姉さんキャラにたっぷり愛されちゃう百合音声~
↓Ci-en
↓prussian blue(ブログ)
↓pixiv
総評
目的がわからないミステリアスなお姉さんと、数日間のエッチな田舎性活…素晴らしい作品でした!
冒頭から伏線が張られていて、終盤で「弥映」さんが主人公のいる田舎にやって来た理由が明かされた時には、だから「川」なのね!主人公ちゃん、やるじゃん!!と、一人の女性を救えたことが嬉しく思えます。
「弥映」さんに何があったのかなどの過去には触れられていませんが、こちらのサークルさんは時代のリアルな流れも意識して作品にされるので、現実味があり、それでいて夢を見ているような空想的な感覚も味わえるので、ロマンがありますね~(●´ω`●)
ちょっと、田舎行ってこようかな…('ω’)
それでは、総評に参ります。
割り振りとしては「実用性」が強い本作でしたが、ストーリー性もあり、程よい重みのある話で中毒性がある。
「百合」作品ですが、女性・男性問わず聴くことができ、「受け」メインなことから「M向け」が好みな方には適した作品です。
ハードなエッチシーンはなく、あまあまに全振りされていると言っていいほど、イチャラブノーマルな内容で、「キス」や「耳舐め」と言った音声作品では定番なものを取り入れ、風邪を引いて療養中に飲み物を口移ししたことから欲情しての「授乳プレイ」と少々マニアックなものまであり、ヒロインと過ごす場所や舞台・シチュエーションの移り変わりにより、背徳感を味わえるシーンもあることから、色んな使い方ができます。
女性のために「貝合わせ(女性器を合わせる)」シーンもあり、男性が好きなねっとりとした「耳舐め」も。
第三種視点で楽しむのもいいかもしれませんね!('ω’)
ドラマティックなシナリオと女性が書くからこその百合シナリオ。
環境音と効果音の適確な組み合わせで風景を「音」で教えてくれ、特にバス停の雨音や水音は素晴らしく、自然の音は本当に良かったです。
そんな感じで、次回作にも期待!!
それでは、アニブタ君でした~!!Σ(・ω・ノ)ノ!