雪狐の一途すぎる愛で心が幸せで満たされる音声
今回は「雪狐の一途すぎる愛で心が幸せで満たされる音声」の感想&レビューをします。
穀物が不足する冬の寒い時期に、罠猟に引っ掛かり、身動きが取れなくなった「白狐」を救ったことから、ある思いを抱いたその「狐」さんが擬人化し、一途すぎる愛で心を幸せで満たしてくれる…という童話的お話。
サークルさんのシリーズ作品「あまあま擬人化」の1タイトルで、過去作では「猫」や「兎」そして、「狐」…と、不憫な暮らしをしている動物たちを主人公が救ったことにより、ある思いを抱き、人型へと擬人化して癒しを与えてくれるという内容で、ある思いというのが「恋焦がれる」こと。
本作の「雪狐」さんもまた、その1人。
手厚く看病してくれた主人公(あなた)の姿を見て、恋焦がれ・・・好きになる。
しかし、正式に愛を成就させるには「3年間愛し続けなくてはならない」という伝承があり、「雪狐」さんは雪の降る冬の季節になる度にあなたの元を訪れ、一途に愛して心を幸せで満たしてくれるのです。
今作では、そんな冬の季節の3年越しの想いを叶える大切な1日を描いた作品で、人間で言えば「結婚式」
「おめかし」-「告白」「結婚」-「初夜」-「奥さんとの…」
前半パートでは「耳かき」「耳舐め」「ヘアカット(散髪)・マッサージ」と、全てこちらが「される」側なので「おめかし」と表現するのはおかしいかもしれませんが、「雪狐」さんはこの日のために準備万端であなたの元を訪れているので、お互いに清楚な姿をして添い遂げたいという、彼女の想いを押し出すために、前半パートで「耳かき」や「ヘアカット」を入れているのだと思います。
中盤パートでは、月が照らす白銀世界の片隅で「愛」を告白し、彼女の一途な思いを受け止めて上げることにより、「雪」が「雨」に変化し、伝承を成し遂げたことで2人は結ばれる…。
体てきにもね…('ω’)
終盤のトラックでは、「奥さん」となった彼女からの昔話。
「人」へと擬人してからの3年間をどのように送ったかなどが語られます。
雪が積もっている時期しか…傍にいるこができず、雪が無くなると日の届かない場所に籠らなくてはならない。
しかし、擬人したことにより、主人公(あなた)と同じような生活が送りたいと思うようになり、冬以外の季節は彼女なりの「一途な愛」をあることで体現します。
本編では、その背景は描かれていませんが、台詞でその「3年間」の苦労や苦難が垣間見える言葉が出たりするので、裏を知ることで彼女の健気さに号泣…。
本サークルさんらしい、ロマンチックな情緒溢れる作品です。
声を担当されているのは「陽向葵ゅか」さん。
「雪世界」がテーマの作品となっているため、声のトーンも「静けさ」や「しっとり」を意識されて発声されており、癒しパートでは「ミステリアスさ」も出しつつ穏やかな口調で。
エッチパートでは、特にキスシーンが幸せで堪らない…という、がっついている様子に近いですが、大人しいヒロインの全力キスとでも言える、抑えきれない姿がとても愛らしく思える。
終盤トラックでの、奥さん」になったヒロインの、幸せで満ちていますよ・・・!と、声でも聴き分けられる幸福感でまくりの「陽向葵ゅか」さんのお芝居は必聴です!!('ω’)
「音」はどれも良質で、雪を踏みしめる音や木が燃える薪ストーブの音。
家での2人のシーンは「雪狐」さんのお声にも響きが加わっていて、外で雪が降っていること・家の外周に雪が積もっていることから、「陽向葵ゅか」さんの抑え気味なお声に+して、小さな「響き」を加えることで「雪国の小さな一軒家」のイメージがこちらにしっかりと伝わり、声優さんのお芝居と音の工夫により、静寂な雪世界を誰でもわかるように作り上げておられます。
感動的な音の数々はサークルさんの十八番でもあるので、さすがの一言です。
「癒し」と「物語」を楽しむ作品ですのでエロ目的では少々弱い部分もありますが、物語で感情を高めてエロいことを…という方には大変オススメ。2トラックを除けば、R15作品と大差ないので全年齢版やR15作品しか聴いていないけど、R18版にも手を付けてみたい…という方にも入りやすい作品。
「環境音」や癒し要素のある「効果音」などを扱うのが本当に上手いので、癒し目的で作品を購入するのも全然ありですし、「どんな音を使っているんだろ~。」ぐらいの感覚で入ってくるのもあり!('ω’)
是非とも、音の世界に誘われてください!!(・ω・)ノ
一途な雪狐さんの3年越しの願いが叶う日・・・!
人里離れた雪山で暮らしている雪狐さん。
三年前、あなたに救われたことをきっかけに雪が積もる時期のみ現れる。
落ち着いていてややミステリアスな部分もあるが、愛情表現は幸せたっぷり。
あなたのことを好いており、すでに告白済み。
しかし、心が繋がっていればそれで良いと体の繋がりを持たなかった。
あなたの心に存在出来ればそれで良い……
私は…雪が積もる時期しか…傍にいることは出来ないから……
あなたと一緒にいられる時間を大事にしており、幸せでいてほしいと心から思っている。
でもあなたには忘れていることが一つある。
三年前、雪狐と交わした約束。
あなたを心から愛し、あなたの傍に居続けたいと願った雪狐の決意。
我慢する日は終わります。
願いが叶う日が来ます。
名前:氷華(ひょうか)
「三年という月日…短いと思っていました。
狐である私にとって、時間は…あっという間に過ぎ行くものでしたから…
なのに…それなのに……長かった。
人生で一番長い時間でした」
「私を…あなた様の……お嫁にしてください」
●トラック紹介
トラック1「雪狐さんと過ごす夜」(ハグ)
トラック2「安らぎの耳かき」(吐息・耳かき)
トラック3「安らぎの耳舐め」(吐息・耳舐め)
トラック4「安らぎのヘアカット・ヘッドマッサージ」(散髪・頭揉み)
トラック5「雪世界と氷華」
トラック6「吐息たっぷり幸せ口づけ」(キス・ベロチュー)
トラック7「愛情たっぷり囁き耳舐め」(吐息・耳舐め)
トラック8「初夜」(手コキ・騎乗位)
トラック9「お掃除フェラ」(フェラ)
トラック10「愛しい妻の耳かき」(耳かき・昔話)
おまけ「陽向葵ゅかさんのフリートーク」
出典元(https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ309915.html)
全編通して、こちらは基本的に「受け」になります。
トラック8「初夜」は手コキの後に「騎乗位」の流れで、「生挿入」の「中出し」です。
トラック9「お掃除フェラ」は文字通りの「お掃除フェラ」シーンとなっており、「ごっくん」描写はありませんが「舐め取り」「食ザー」があります。
全体的に「吐息」を感じれる描写が多く、「雪国」の「静けさ」を体感するためのものであり、声優さんの声量も控えめなことから、特に煩わしさは感じず、台詞量も少ないので「息」もまた本作の魅力。
事前情報としては、雪狐の「氷華」さんは未経験であり、体の繋がりも今まで無かったので「処女」になりますが、痛がる描写などはないのでご安心ください。
イラストで「氷華」さんが着ている服・「打掛」は、日本の女性の着物の種類の一つで主に婚式で新婦が着る衣装になります。
☆落ち着いた声…気持ちの良い音…幸せを感じる愛情表現…聴いていると自然に眠ってしまうほど癒される……安らぎと幸せを与えてくれる雪狐さん♪
☆心地よい耳かき音・心地よい耳舐め・心地よい吐息・心地よい初夜…全パートとことん心地よさを感じます♪
☆あなただけを思い続けている雪狐さんの一途な愛を全身で受け止めてほしい…セックスまでも癒される幸せたっぷりなエッチシーン♪
氷華さんの三年間に涙が止まらない・・・!(感想)
鶴の恩返しならぬ「狐の恩返し」
恩返すだけなら容易だけど、恋焦がれてしまった「氷華」さんの長き長き3年間の時間。
大変、心を打たれました!!( ;∀;)
冬は活動して、他の季節は山奥に籠って眠る…!っていうのが、動物によってはこの選択肢を取る種もいる。
「氷華」さんもその選択肢を取って、冬だけ起きて、主人公の元を訪れて、冬が終われば眠る…。そして、気が付けば、次の年の冬が来ていた!3年間なんてあっという間…!
という…選択肢を取らないところに彼女の魅力があり、「恋焦がれる」ってこういうことを言うんだな~。と、背景を考えるだけで本作は一段と素晴らしい作品だと思える。
今日と言う日を迎えられた彼女との「情事」も情熱的で、寒い季節らしく「火」が弾ける薪ストーブの音と、肌と肌が合わさる密着感からの温もり。
暖かさの演出が上手になされていることから、自然とこちらも火照ることができました。
そして、まさかの「お掃除フェラ」あり…。
「キス」「耳舐め」「手コキ」「騎乗位」に続いて、最後も「お掃除フェラ」と…受け身であったので、人間と人間の情事ではないにしても、完全に「受け」側に回ってしまったのは、少々マイナス点にも思えます。
決して、お姉さん風を吹かすキャラではなかったので、こちらからの「責め」もあればな…とは、思いました。
特にトラック8の「初夜」は正に…。
男としての自尊心が…( ;∀;)
エッチシーンには物足りなさを少し感じましたが、癒しのトラックは素晴らしいの一言。
特に、最後のトラック10「愛しい妻の耳かき」の「尻尾の音」…これがヤバイ…('ω’)
トラック終盤で「氷華」さんの尻尾が耳に当たり、あまりの気持ち良さにもっと当ててくれ!というものですが、この尻尾の「ギョリギョリー?」っていう音。尻尾の毛が耳の中に入ってきている音になるんですが、こんな音はじめて聴きました。
「耳かき」の音と似てはいるんですが…。
上手くお伝えできないので、是非ともお聴きください!
こしょば(こそばい)気持ちい思いがきっとできるはずです('ω’)
サークル紹介!
本作「雪狐の一途すぎる愛で心が幸せで満たされる音声」を手掛けられたのは、サークル「アンスリウム」さん。
音による「癒し」と、切なくも幸福感を感じれる独特のシナリオや、魅力的なヒロインとの美しい人間模様を繊細に描かれる、ロマンチストなサークルさんです。
今作を含めたシリーズ作品「あまあま擬人化」はとても人気で、計7作品出されています。
その他にも、人と人との関係性を描いた「あまあまクール」という、姉や妹などの身内の人間と一線を越える…段階を丁寧に描く、「禁断の愛」がテーマのシリーズ作品もあります。
【サークル「アンスリウム」さんのオススメ作品】
寂しがりやのうさぎさんが可愛すぎてお布団から出られなくなる音声
姉猫ダウナーが妖艶すぎて幸せ感じながらダメなご主人にされちゃう音声
クールな妹は兄のことが好きすぎて気持ちが抑えきれなくなり一線を越えてしまう音声
総評
雪狐「氷華」さんと人生で一番大切な日を共に送ることができる素晴らしい作品でした。
雪国らしく、家の温度も音や声優さんの芝居で感じさせてくれる作りで、冷気が部屋に籠もっているとこちらに伝わる描写が多いので自然と肌寒いと思えて、だからこその抱き合った時は対比で温かく感じれる。
「冬」という季節を本当に上手く表現されているので、「アンスリウム」さんの切なくも温かい情景描写は凄い。
ASMRだけとっても、作品としての価値も十二分にあり、安眠用としても最適。
「心安らぐ気持ち良さ」を重視しての作りと明言されているので、「癒し」を目的に買うのもありです。
むしろ、エッチぃシーンはおまけで、本命は「癒し」トラックといっても過言ではありません!('ω’)
しかし、エッチシーンがあったことによって、「氷華」さんが一皮むけて、晴れ晴れとした姿を最後のトラックで見せてくれるので、意味のある「エロ」でした。
「女」になったと言うべきでしょうかね…。
奥さんになれて、ドヤー(*^▽^*)って、結構伝わってきます(笑)
本編とは別に、声を担当された「陽向葵ゅか」さんのフリートークも5分ほど用意されていて、作品の感想や聴きどころなどを、リスナー視点・声優視点で話されています。
こちらも、作品を聴き終わった後に聴くと良いでしょう('ω’)
声優さんもおっしゃられていましたが、「シナリオ」が本当に素晴らしいので、音と声で紡がれる美しいドラマをみなさんも、是非。
本作が気に入れば、サークルさんの他作品も気に入るはずなので、ファンになってみてはいかがでしょうか?
それでは!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
アニブタ君でした~Σ(・ω・ノ)ノ!