【快楽堕ち】彼女がいるのにいいんですかぁ…?【敗北】
今回は「【快楽堕ち】彼女がいるのにいいんですかぁ…?【敗北】」の感想&レビューをします。
サークル「ディーブルスト」さんと聞けば、音声作品をかじったことがある人はご存知かと思いますが、8年前から活動をされている古参のサークルさんです。
元祖はエロゲを出されていますが、現在は「癒しASMR系、甘々エッチ系」がメインの音声作品を作られています。
そして、本作の制作サークル名が「Tsurbeid 」となっていますが、「ディーブルスト」さんの中の人が新しく立ち上げたサークルとなっておりまして、こちらでは「M向け・ダーク系」の作品をお届けしていくとのことです。
処女作である「【快楽堕ち】彼女がいるのにいいんですかぁ…?【敗北】」では彼女がいるにも関わらず、彼女の親友に手を出してしまい、弱みを握られてしまった主人公(あなた)が彼女への「愛」を証明するために、どんなことをされても射精を我慢しなくてはならないという、小悪魔後輩からの誘惑にひたすら耐える!というお話。
この「小悪魔後輩」というのが彼女の親友に当たります。
「ネカフェ」を舞台にした作品はそう多くはなく、他の人にバレないようにする「こっそりエッチ」は普段味わうことのできない臨場感を体験できます。
「小悪魔」ということは・・・。
察しの良い方はもうお気づきかもしれませんが、M向けの作品です。
そして、珍しくも主人公(あなた)がクズということ。
主人公(あなた)はイケメン?で卓球部のキャプテンで、学園では優秀な生徒+彼女もち。
休日に来ていた行きつけの「ネカフェ」で偶然にも学園の後輩と出会い、ホラー映画を部屋で一緒に見ることに・・・。
鑑賞後に感想を言い合っていると、いつのまにか後輩ちゃんがくっ付いていて、「これはいける!」と思った主人公(あなた)が強引に唇を奪います。
後にこの後輩ちゃんが彼女の親友である事が判明し、弱みを握られ、エッチなお仕置きに耐える事が出来たら、この前の事はなかったことにする・・・と。
ぱっと見た感じ、後輩が寝取ろうとしてるんじゃないか?と思うかもしれませんが、本作は寝取られ作品ではありません・・・。(「取る」「奪う」という行為はありません」)
最後、濁して終わるのでそうとも言い切れませんが、結果的には彼女と・・・( ^ω^)
声を担当されているのは「大山チロル」さん。
高音の幼女から低音のお姉さんまで、幅広い声域を扱える声優さんで本作では高い声で小悪魔後輩ちゃんを上手く表現してらっしゃいます。
フェラシーンのお芝居が恐ろしいことになってます。。。
(終盤のバキュームフェラが神ってます・・・!)
「音」に関しては、非常に拘りを持たれているサークルさんなので言うことありません。
布が擦れてる感じやシート席の揺れはリアルです。
ネカフェに良く行く筆者としましても、大変良く再現されていると思います。
ちなみに作品紹介ページでは「椅子」と書かれていますが、イラストを見ると「フラット席(シート席)」でプレイ内容聴く限りでも、一般的なビジネス席やリクライニング席ではなく、寝ころべる広さのある床がある席ですね。
部屋入るときに段差があって、靴を床下に収納できる部屋。
エッチシーンの「音」も木材で作られている備品の軋む音や手コキ音など実用性は抜群で、より興奮を高めてくれるでしょう。(効果音なしバージョンも収録されています!!)
わかりやすいシナリオに丁寧な台詞回しで作品に入り込みやすく、ベッドに寝ころびながら聴くとより楽しめます。
「彼女と通話しながらの浮気えっち」というのもあるので、とても聴きごたえのある作品です。是非、作品ページを覗いて見てください!!
小悪魔後輩ちゃんの甘い誘惑・・・!
とある日の休日、行きつけのネカフェに来ていたあなた。
学園では卓球部のキャプテンをはり、真面目そうに見えるが実はむっつりスケベでオタク趣味がある・・・。
最近、抱えている悩みは半年前から交際しているマネージャーの「日菜(ひな)」と、なかなかエッチができないこと・・・。
「日菜(ひな)」は貞操観念が強く、卒業するまでは待って!と、ずっとお預けを食らっている・・・。
棚を物色していると、同じ学園の後輩である「悠乃(ゆの)」と偶然出会う。
どうやら彼女もここが行きつけのようで、漫画やDVDを見て過ごすのを楽しみにしているようだった。
●悠乃(ゆの)
悠乃(ゆの)は表向きは人当たりがよく、周りからはいい子として見られているが、本性はSで小悪魔な性格。
裏ではネットで出会った男性と援助交際をしており、自身の欲求を満たしている。
マゾな男性とのエッチが大好きだが、最近はマンネリ気味。。。
偶然に遭遇した彼女はどうやら、SNSで話題の映画の過去作を見ようとしているみたく、ジャンルがホラーなので一人では怖くて見れないとのことで、一緒に鑑賞することに。
映画が終わり、話に花が咲き盛り上がっていると、いつのまにか悠乃(ゆの)がくっついてた・・・。
「これは・・・イケる!」
と思い、強引に唇を奪う。
さらに追撃の告白!「好きだ―!!」
急な告白で困った「悠乃」は、答えは一週間後として保留するのであった。
そして、来る一週間後・・・!
「私も、先輩のことが大好き・・・です。」
「なーんて・・・。」
そう・・・。
この一週間というのは「悠乃」があなたを内偵するための期間。
彼女がいて二股しようとしたことがバレ、告白した時の声も録音され、さらには「悠乃」は彼女である「日菜」と親友であること・・・。
破滅・・・かと思われたが、とある条件を飲むことで内緒にしてくれるとのこと。
「それじゃあ…私の遊び相手になってくれるんだったら、内緒にしてあげてもいいですよ?」
「悠乃」によるエッチなお仕置きに耐え、「日菜」との「愛」を証明できるのか・・・!?
主なプレイ内容は
「キス・言葉責め・手コキ・耳舐め手コキ・乳首舐め手コキ・フェラ(掃除あり)・ゴムあり対面座位・彼女と通話しながら浮気セックス」
シーン1での導入が8分と少し長いですが、徐々に外堀を埋められていき、退路が無くなっていくドキドキ感や交際している事がバレての焦燥感、緊張感・臨場感と様々な感覚を味わえます。
弱みを握られているのでこちらかの「責め」はなく、基本的に「受け」のプレイになります。
トラックは全部で4トラック用意されており、うち3パートがエッチシーンあり。
トラック1は前述した「導入」部分で日常パートが聴けます。
トラック2から我慢パートとなっており、「耐えれるのか?」と書いていますが結果的にはどのトラックでも射精してしまいます。
そして、トラック4「3度目の正直…やってみます?」では2度に渡り「射精」してしまい、敗北してしまっていますが最後のチャンスを与えられます。
もうこの時点で主人公(あなた)は彼女である「日菜」のことより、「悠乃」に好意を寄せており、「日菜」と電話しながらする浮気エッチでは、完全にバレて破局。
正直なところ、もう最初から「日菜」とは別れようとしていたのではないかと個人的に思っています。
2股をかけるつもりもなく、本当に「悠乃」と付き合おうとしていたのではないかと。
どういう終わりを迎えるのかはみなさんの耳で是非聴いてくださいね!
小悪魔後輩ちゃんの激しいエッチ・・・!
「悠乃」は経験豊富でマゾな男が大好きで、相手の惨めな姿を見ると興奮するタイプの女の子。
責めが絶妙に上手く、エロテクも援助交際で培ったものなのか、かなりの手練れです。
特にトラック3「日菜への愛は嘘だったんですかぁ?」で披露してくれるフェラ技は素晴らしく、めっちゃエッチぃ!!
作品紹介ページで書かれているプレイ内容が「お掃除フェラ、ノーハンドフェラ、乳首責め+ノーハンドフェラ、玉舐め、竿扱きフェラ」となっており、舐めて舐めて舐めつくされ、吸われつくされます。
ダイ〇ンの掃除機並みの吸引力でアソコをバキュームされるので、このトラックが一番に実用性があるといっても過言ではありません。
ちゃんと「口内射精」させてくれるのもポイント高いですし、「ほらぁ、ふぇんぱい、みふぇ、くらはいよぉ。ふぁんぱいの濃いのこんなにたくさん…」と、口の中を見せてから「ごっくん」してくれるので征服感も堪りません。
作中の全体的に言えることなのですが、今一度言うと舞台は「ネカフェ」なんですよ。
音がダダ漏れしていることを本人たちも自覚しているというのがこれまた面白い。
序盤は隣の席の人たちにバレないように、こそこそしながらの「ひっそりエッチ」になるのですが、トラック3の中盤あたりから、もう隠す気がない('Д’)
トラック4なんかは「せんぱぁい、何、声をガマンしてるんですかぁ?」と、逆に声を出させようとしてくるので、お隣の方~・・・ごめんなさいね・・・って感じですよ(・ω・)ノ
ちなみにトラック4の「彼女と通話しながら浮気セックス」シーンでは初めて「日菜」ちゃんの声が聴けます。(声を担当されている「大山チロル」さんで一人2役になります。)
ほんわかおっとりしているようで、勘は鋭い。」
という、キャラクター設定です。
「貞操概念が強い」というのも声を聴いたら、「あぁ~。」ってなると思います。
「貞操観念が強そうだわ~。」と、大山チロルさんの表現の上手さが伺えます。
凄く良い子そうな雰囲気が伝わってきますが、思春期の猿を野放しにしたら、こうなっちゃいますよ(*"▽")
「ディーブルスト/Tsurbeid」さんが手掛ける「M向けダーク」作品!
癒し音声で有名な「ディーブルスト」さんが新しく踏み込んだ「ダーク」なジャンル作品。
本作はM向けではありますが、そこまでダークな感じもしませんでしたが、同人音声作品初心者の方たちには聴きやすい作品に仕上がっているのではないでしょうか。
かなり丁寧に作り込まれてるのが体験版を聴くだけでも伝わってきます。
個人的には「癒し」要素も軽く入れてくれても良かったかなと。
おまけで「耳舐め」オンリーだけでも嬉しかったです。
ついでに1つ難点を言うと、シーン4の「日菜」ちゃんを交えてのシーンの空白が気になりました。
「日菜」ちゃんが喋り終えると、恐らく主人公側が何かしら喋っているのであろう設定なのでしょうが、間が少し長いというか、、、「悠乃」の声が片方の耳から聞こえてきているので物足りなさは感じませんが、「日菜」ちゃんの沈黙時間が気になりました(;´д`)
ですが、浮気エッチがバレて、「日菜」ちゃんが取り乱すところ辺りからは凄く良きでした!!
ではここで、本作から入られた方向けに「ディーブルスト」さんの個人的オススメ作品をいくつか紹介させて頂きます。
「Cureシリーズ」というシリーズ作品になりますが、女性のお仕事にフォーカスしつつ、癒しとエッチの両方を楽しめる内容となっていて、上記の作品は数年前に作られているものですが、現在でも続いているシリーズなのでお気になられた方は是非、サークルページを覗いて見てください。
ニコニコ動画にて無料で他のアズレン2次創作音声作品を投稿されているので、気になった方は聴いてみてください。
あっ!僕は種〇さん推しなので、翔鶴・瑞鶴あたりを・・・(●^o^●)
総評
敗北感をたっぷり味わえる、素晴らしいM向け作品でした!
サークルさんが「寝取られ」作品と位置付けているかはちょっとわからないですが、「快楽堕ち」して「敗北」する感覚はしっかり楽しめます。
そもそもですが、本作は浮気は勿論していますが「取ってはいません。」
ざっくり言うと、「天誅!!」ですね(笑)
トラック1の導入パートのシナリオがシンプルに面白く、ネカフェでの情景が浮かび、この日常パートを踏んだからこそエッチパートのゾクゾク感を味わえるのだと思います。
「大山チロル」さん演じる「悠乃」の最初は無邪気で可愛い子だけれども、弱みを握ってからの変貌ぶりもギャップがあって、余計にエッチに感じれました。
随所に入れられている効果音や環境音なども小さめに音が編集されていますが、臨場感を高めてくれていることは間違いありません。
1トラックが約30分で構成されており、計4トラックで大きく見れば多くはないですが、1トラックごとの内容が非常に濃いので、小悪魔後輩ちゃんに責められたい人はさっそく聴きましょう!!