オナホセックス部【バイノーラル】
今回は「オナホセックス部【バイノーラル】」の感想&レビューをします。
本来の清く正しい「セックス」をスポーツマンシップにのっとり、スポーツとしての「セックス」・正しく楽しい「セックス」を学ぶ部活「オナホセックス部」に入部し、パートナーとなる相方のヒロインと美しい「セックス」作法を一緒に楽しんで学ぶ…というお話。
乱痴気騒ぎで乱交しまくりなヤバイ部活と想像してしまいそうですが、“正しいセックス”と“楽しいセックス”を学び、若いうちからマナーを守ったセックスをすることで、心身を傷つけることや、望まない妊娠を防ぎつつ……“セックスは楽しいスポーツである”という啓蒙を行うことを目的としている「部」であるため、乱れ汚い本番行為などはありません。
本編で過去にそういうことがあって、一旦立て直し、部に入るためには先生からの許可が必要であり、学校でルールを守っているか・性に乱れた生活を送っていないか…などの採点が陰で行われ、それを満たしている主人公(あなた)に入部の招待が来る…というのが冒頭になります。
なので、選ばれた人間しか入ることができない点が…肝ですね!('ω’)
「部」であるので、他の部員も存在し、声として登場する描写はありませんが、ベッドが複数備え付けられた部室内で他の部員たちが部活動(エッチ)に励んている様は「音」でちゃんと伝わります。
序盤・中盤とで主人公(あなた)の永遠?のパートナーとなるヒロインと部活動に励み、終盤に「テスト」と称して、どのくらい正しい「セックス」を今できるのかを、他の部員や先生から見られながら「生ハメセックス」をする…“カジュアルなスポーツセックス”を描いたのが本作。
全般通して、「部室」で行為が行われるため、シチュエーションは乏しくもありますが、そこはプレイ内容の多さで補われています。
主に「ベロチュー・耳舐め・オナホコキ・パイズリ・正常位・対面座位」がメインとなり、全体的に「キス・ベロチュー」描写が多い。
改めてですが、あくまで"正しいセックス"・"楽しいセックス"を「部活動」という学びの場で行うので、下品に「あんあん♪」と喘いだり、激しく腰を振ってお互いに乱れたりは一切なく、カジュアルに程よい「責め」と「受け」とでエッチをし、肌の温かさや「吐息」を感じ、トロトロになるじっくりエッチがメインとなるので、「ラブラブ・あまあま」のイチャラブ作品が好みな方には大変オススメ。
ちなみにですが、イラストで描かれているヒロインの制服は「部活着(ユニフォーム)」です(*’ω’*)
声を担当されているのは「陽向葵ゅか」さん。
主人公(あなた)が入部してくる少し前に入部した1年上の先輩で、クールビューティー&おちゃめな面もあり、とても可愛らしいパイセン。
息・吐息多めな作品ですので、ヒロインとの密着感を感じれ、「セックス」「おち●ぽ」などの淫語の多さ、射精時の優しい誘導も、おっとりした口調での導きにより、低い声ながらも温かみのある発声が包容力を帯びています。
「淫語」がしばしば使われていて、台詞による下品さはありますが、エッチシーンでの行為自体は下品さを感じさせない、「清さ」を意識してのお芝居なので、最初から最後までカジュアルな演じ方でした('ω’)
「音」に関しては、サークル主さんが長年音声作品に携われている方なので、特に違和感なく、状況の分かる環境音。そして、エッチシーンでの「水音」強めの挿入音など…。
個人的に、こちらのサークルさんが使われているリズミカルな挿入音が音声作品の中では一番好きで、非常に心地良く、すぐに慣れ親しめる「音」なので是非聴いてみてほしいです。
“正しいセックス“と“楽しいスポーツとしてのセックス“の2つの視点から描いた本作は、柔らかいシナリオと落ち着いた音。声優さんのゆったりとした声が没入感を与えてくれ、学校のとある1部屋で行われている「部活動」らしさ・淫らなことをしているも関わらず、エロさを感じすぎない「美しいセックス」が本作の魅力。
落ち着いた作風が同人音声作品初心者の方でも、聴き慣れた方にも楽しめる内容となっているので、タイトルのインパクトに物おじせずに、まずは体験版から雰囲気を掴んでみるのも良いかもしれませんΣ(・ω・ノ)ノ!
トラック紹介
「ここはね。
――“オナホセックス部”」
* * *
ある日あなたは……学校内のとある部屋に呼び出されます。
そこには一人の、先輩の女子生徒がいました。
「いつもこの部屋で、部活動をしてるの。ええ。ここは、“オナホセックス部”の部室よ」
「……え? ああ。聞き間違いじゃないから大丈夫。“オナホ”は“オナホール”のオナホで……“セックス”は性行為のセックスで合ってる」
“セックス”を、一つのカジュアルなスポーツと考え……学校内でセックスをする。
それが、“オナホセックス部”の活動内容でした。
「オナホセックス部は、基本的に入部を制限してるし……この部室の存在は、一般の生徒には知られてないの。なのに呼び出された……ということは。
新入部員としてあなたが選ばれた、ということなの」
「この部活は基本的に、男女で一組になって、それから退部するまで二人で活動し続ける。
あなたが入部したら、多分、パートナーを私と組むことになるわ」
「どう?
……入部、する?」
●先輩(あなたのパートナー)
そうして、あなたは入部を決意して――。
一つ年上のクールな先輩と、セックスパートナーとなり……
楽しく部活セックスをする学校生活が始まるのでした♪
●トラック紹介
トラック0「プロローグ」
トラック1「初めての活動はオナホコキよ」(オナホコキ/淫語/耳舐め/性器見せ合い)
トラック2「セックス、しましょうか」(おまんこ/挿入/ゴムハメ/正常位/キス/処女えっち)
トラック3「おっぱいでしてみたいの?」(パイズリ/顔射)
トラック4「ベロチューをずっとしたいの」(キスオナホコキ/オナホコキ/ベロチュー)
トラック5「今日は、セックスのテストの日よ」(おまんこ/対面座位/キス/ベロチュー/生ハメ/中出し/みんなの前でセックス)
トラック6・おまけ「淫語をずっと囁いてあげる」(オナサポ/淫語連呼)
出典元(https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ321529.html)
「オナホコキ」2回・「パイズリ」1回・「ゴムあり本番」1回・「ゴムなし本番」i回の計5トラックで構成されており、トラック1・4の「オナホコキ」は「オナホ内への射精」
トラック3の「パイズリ」は「顔射」
トラック2の本番シーンは「ゴムあり」の「中出し」で、トラック5の本番シーンは「ゴムなし」の「中出し」です。
トラック5「今日は、セックスのテストの日よ」以外のトラックは基本的にヒロイン・「先輩」との1対1でのプレイで、バックに他の部員がカーテン越しのベットで「部活動(エッチ)」に励んでいるのは音で伝わりますが、エッチ中に他の部員から見られる描写はトラック5のみです。
部室に備え付けられているベッドは自由にカーテンの開閉ができるので、トラック5以外はカーテンを閉めている状態。
事前情報としては、先輩は「処女」で他の部員と性行為に及んだことはなく、主人公(あなた)が初めてで、痛みを覚える描写はありません。
おまけのトラック「淫語をずっと囁いてあげる」は「淫語連呼」のオナサポ音声です。
☆正しい"セックス"の知識を!お互いの性癖を教え合い、性器の形を確かめながら耳舐めとオナホコキで気持ちよくぴゅっぴゅ♪
☆お互いに初めての本番エッチ!最初のセックスと最後のセックスを聴き比べしたら先輩の声の温度が変わってる・・・♪
☆本作のイチオシトラック!ローションたっぷりのやわらかおっぱいでヌルヌルパイズリ♪
感想
仰々しいタイトルからはまったく想像がつかないぐらいの「あまあま」作品で、序盤でこそ「先輩」の声で緊張感であったり、不慣れな感じが伝わってきて、初々しいのがなんとも可愛らしかったのですが、終盤の本番シーンでは月日の経過により、それらが嘘かのような求愛ぶりが聴けて、キス描写が多かったのも良かった。
「正しいセックス」「楽しいセックス」と謳っているだけあって、荒れたシーンは一切なく、そのため「息」や「吐息」を感じれ、密着感も凄かったです。
「部活」であるという観点からも、お互いに初めての性行為なので、一から学びながらのエッチと…恐る恐るなところも好感が持てて、私はこういうエッチがしたい!僕は・・・!と、選択式な場面もあり、「部」としての活動も反映されていて、ただ単にタイトルがヤベー!ではなく、ちゃんと「オナホセックス部」してるシナリオが感動しました。
過去に荒れていた時期があったというのも…。入部が招待制であるというのも…個人的に好きな設定です。選ばれたってだけで興奮する…(*"▽")
そして、本サークルさんと言えば、本番シーンなどで良く使われる、瑞々しい効果音。
正確には愛液の音…とでも言えば良いのでしょうか…('ω’)
メインのサークルさんの名前に「潤滑剤」と入れられているぐらいですから、「潤い」を表現する音は神クラスです。
全体的に見ても、非常にバランスの良い作品であり、“おち●ぽ”や“おま●こ”といった淫語の多さや大人しい行為の数々。「テスト」と称しての他部員たちからの軽微な視姦もあり、お手軽に背徳感を感じれる作り。
同人音声作品初心者の方には、大変触りやすいものだと思います。
玄人の方も、「陽向葵ゅか」さんのファンの方にもオススメ!(*’ω’*)
最後に…。
心残りに思ったことが1つあり、「部員」としての関係なのか、それとも部外でも通用する「彼氏彼女」の関係なのかが明記されずに「パートナー」という情報だけで作品が終わってしまったので、この濁しが続編への伏線なのか…はたまた…。
続編作品をちょこちょこ出されるサークルさんなので、期待です…!(=゚ω゚)ノ
サークル情報
本作「オナホセックス部【バイノーラル】」を手掛けられたのは、サークル「インゴヒゴ」さん。
シナリオライターで有名な「4Dメガネ」先生が主宰を務められており、サークル「防鯖潤滑剤」の主宰でもあります。
独特な世界観での非現実的な内容の創作作品を展開し、「あまあま・ラブラブ」のイチャラブ作品が主軸です。
【サークル「インゴヒゴ 」さんのオススメ音声作品】
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総評
クールなお姉さん系ヒロイン・「先輩」との「正しいセックス」を学ぶための部活動…素晴らしい作品でした。
タイトルにはビックリしましたが、「オナホ」は「オナホコキ」、「セックス」は正しい・楽しいの2通りの「セックス」を意味し、「部活動」という名目で行われる性行為なので、女子高生と主人公がイチャラブする既存の作品とは方向性が違い、サークルさんが作り出す世界観が見事に出ています。
終始ゆったりなエッチシーンは穏やかな気分で聴くことができ、プロローグを除いた全トラックが実用性のあるプレイ内容での構成なので、実用面でもコスパ面でも何回でも使える。
声優・「陽向葵ゅか」さんの距離感を感じさせてくれる「息」や「吐息」の芝居はまるでそこにいるかのような臨場感・没入感を生み出してくれ、序盤の「先輩」と終盤の「先輩」の言葉遣いであったり、こちらへの対応がしっかり伝わる発声の仕方をされているので、「先輩が気を許してくれた…。」とすぐに判断できる。
射精時の優しい口調での誘導も、ファンの方には嬉しいはず('ω’)
場面の状況を伝えるための「音」の数々もクリーンで聴きやすく、舞台が"学校"の「部室」であるのがバックの音で理解でき、他の生徒たちが普通の生活を送っている中での秘密の「オナホセックス部」というところに背徳感を感じれ、さながら「桃源郷」のそこには、選ばれた人間しか入れないのだから…、この世界観にシナリオに…大変そそられるモノがあります。
総じて、サークルさんの作風が良く滲み出た、ならでわの作品です。
エロい行為をただ淫欲にではなく愛し合いながら、丁寧に楽しみたい方は必聴!
ってな感じで、最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
アニブタ君でした~!!Σ(・ω・ノ)ノ!